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狭小地・デッドスペースの効果的な活用方法 

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2024.10.25

狭小地やデッドスペースなど、一見、利用できない・難しいと思われる場所でも、適切に活用することで収益化や利便性向上に繋がる可能性があります。実際にオーナー様から「こんな狭い土地活用できると思わなかった!」と驚き・喜びのお声をいただいた実績を多く持つ不動産工房が、限られたスペースを最大限に活かす方法を紹介していきます。 

狭小地とは、狭くて限られた土地のことを指し、通常の建物を建設するには不向きな場所です。ビルや道路に囲まれた極小の土地や、駅周辺の細長い敷地が典型的な狭小地の例です。 
デッドスペースは、通常の用途で活用されないスペースのことです。例えば、駐車場の端のちょっとしたスペースや商業施設周辺の小さな隙間などがこれに該当します。 
これらの場所は「使い道がない」と思われがちですが、実際には小さな工夫で有効活用できます。 

どんな問題点があるのか? 
狭小地やデッドスペースの主な課題は、形状やサイズ、アクセスの難しさです。具体的には、建物の設置に必要なスペースが確保できない・人や車の動線が悪くて利用が困難な場合が多い、ということです。しかし、これらの問題も工夫次第で十分に解決可能です。続いて、具体的な活用方法を事例と合わせてご紹介していきます。 

➀看板設置 
狭小地やデッドスペースを活用する最も手軽な方法の一つが、看板の設置です。小さなスペースでも効果的に活用でき、設置場所によっては広告収入を得ることができます。以前は広告看板を設置したい企業も多く人気の活用方法でした。しかし、近年ではネット広告が主流になってきたこともあり、以前ほどの収入が見込めなくなってきているのも事実です。 

看板設置のポイント 
・視認性 
看板を設置する場所は、人や車の通行が多い場所を選ぶことが重要です。特に、交差点や駅前などの通行量の多い場所に面した狭小地や、デッドスペースの活用方法としておすすめです。 

・デザインの工夫 
限られたスペースで効果的な広告を行うには、パッと目を引くデザインが求められます。フォントサイズや色彩を工夫し、短い時間でメッセージを伝えることがポイントです。 

自動販売機を設置 
狭小地の収益化には自動販売機の設置も効果的です。自動販売機であれば狭いスペースでも設置でき、少ない初期投資で継続的な収入を得ることができます。特に、駅前やオフィス街のデッドスペースは自販機設置に最適です。自動販売機の種類も時代によって変化しており、定番のペットボトル飲料・缶飲料をはじめ、アイスクリームや出汁など様々な種類があります。最近では、生絞りジュースなど新しい形態の自動販売機も登場しています。 

自販機設置のメリット・デメリット 
自販機設置の最大のメリットは、手軽さ。多くの場合、自動販売機業者が自動販売機の設置、管理、商品の補充を行ってくれるため、地主様のご負担はありません。電気代は地主様のご負担という場合が多いです。一方で、自動販売機の設置にはデメリットもあります。近年の電気代高騰の影響で、エリアによっては売上収益よりも電気代がかかってしまうというケースも出てきています。また、自動販売機の側にはゴミ箱も一緒に設置することが多いため、土地の美観・衛生環境を保つために定期的なゴミ処理・清掃を行わなければなりません。自動販売機の設置は、売上収益と費用のバランス、そして衛生面を踏まえて検討しましょう。 

自販機設置に適した場所選び 
狭小地やデッドスペースでも、次のような立地条件が整った場所であれば自販機は成功しやすいです。 
オフィス街・・・忙しいビジネスマンが昼休みに軽食や飲み物を求めるケースが多いです。 
観 光 地・・・観光客が多いエリアでは、特に季節商品や限定品が効果的に売れることがあります。 


③マイクロモビリティポートを設置 
最近急速に増えているのが、都市部で人気が高まっているマイクロモビリティのポート設置です。限られたスペースでもポートを設置できるため、狭小地やデッドスペースを活かすことができます。 

そもそもマイクロモビリティとは? 
町で電動自転車や電動キックボードに乗る人を見かける機会が増えてきました。この自転車やキックボードが、いわゆる「マイクロモビリティ」です。シェアサイクルと呼ばれたりもします。電動自転車や電動キックボードはガソリンなどの燃料を使わないため、環境にも優しい移動手段です。交通渋滞を緩和することも期待されており、新たな交通インフラとして注目を集めています。実際にここ数年で日常生活に浸透し、ショッピングやイベント時のみならず、通勤時も使用され始めています。
狭小地やデッドスペースを活用してポートを設置することで、地域の交通ネットワークの一翼を担うことに繋がります。 

マイクロモビリティポート設置に適した場所選び 
人の往来が多い駅や商業施設の周辺はもちろんですが、車や公共交通機関では行きにくい場所もマイクロモビリティポートを設置するのにおすすめです。例えば、駅から「徒歩15分」だった距離のお店の近くにマイクロモビリティポートがあれば、駅から「自転車・キックボードで5分」に変わります。こうしたマイクロモビリティポートは、公共交通機関がカバーしきれないエリアの移動手段としても効果的です。地域の新たな交通インフラとして期待され、今後益々需要が増えていくと考えられます。 
また、「車用の駐車場内に、車は停められないが少しだけスペースが余っている」という場合にもマイクロモビリティポートの設置がおすすめです。その駐車場に車を停めて、車では行きにくい「あと少し先」への移動に役立ちます。 

④バイク駐車場・バイクガレージを設置 
流行に左右されない活用方法としておすすめなのが、バイク駐車場・バイクガレージを設置するという活用方法です。「車用駐車場の一角が少しだけ余ったが、もう1台分車を停めるほどのスペースは無い」といった場合や、「ある程度の広さはあるものの、切替しできるほどの広さはない」といった場合でも、バイク用の駐車場・ガレージであれば作れます。活用方法としては定番で、安定している活用方法になります。 

  

狭小地やデッドスペースを上手く活用することで、限られた空間を最大限に活かし収益化が見込め、更には地域の利便性向上にも貢献できます。活用方法は様々ですので、お持ちの狭小地やデッドスペースにとって最適な活用方法を検討しましょう!マイクロモビリティポートのように、時代の変化に伴い新たな活用方法が生まれる可能性もありますので、一度プロに相談してみるのもおすすめです。 

【狭小地やデッドスペースの活用のポイント】 
 ・どんな需要がある土地なのか確認する 
 ・収益とコストのバランスを考える 
 ・先を見据えた活用ができるよう、プロに相談する 

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