【駐車場運営イメージは?】駐車場運営に興味がある51%が「安定して収益を上げられそう」と回答
駐車場経営
2025.09.01
COLUMN
2025.06.20

トラックを収容する駐車場を新設・整備する際には、普通車向けとは異なるいくつかの重要な注意点があります。特に大型トラックを想定している場合、地盤や排水、スペース確保など、事前に計画すべき要素が多く存在します。ここでは、トラック用駐車場の整備にあたり押さえるべきポイントを解説します。
トラックはその構造上、重量やサイズが一般車両よりも大きいため、駐車場に対する負荷も大きくなります。特に10tトラックやトレーラーのような大型車は、駐車するだけでも数トンの荷重が1点にかかるため、適切に設計されていない地面では沈下や割れが発生するリスクがあります。
また、長時間停車した際の水はけの悪さによる地盤の緩みや、十分な旋回スペースの不足による接触事故なども、トラック駐車場ではよくある課題です。
10tトラックは、積載量に応じて実重量が15t近くになる場合もあります。これだけの重量が、車輪の設置点に集中してかかるため、地面の耐久性が非常に重要となります。
耐久性の面では、コンクリート舗装の方が荷重に強く、長寿命です。ただし、施工コストが高くなるため、台数や使用頻度に応じてアスファルト舗装との使い分けが求められます。頻繁に出入りがある場所はコンクリート、それ以外の場所はアスファルトや砕石で対応する方法もあります。
舗装だけでなく、その下層となる路盤・路床の設計も重要です。重機での締固めや砕石層の厚み調整により、荷重を分散しやすくすることで、沈下や段差の発生を防ぎます。
水はけの悪い駐車場では、雨が降るたびに水たまりができ、トラックが走行することで地盤が緩みやすくなります。特に未舗装の駐車場や砕石敷きの場所では、タイヤのスタックが起こりやすくなります。
排水性を高めるためには、全体に緩やかな傾斜をつけて雨水を外部に逃がす設計が基本です。排水先となる側溝や排水管の配置も、計画段階で検討する必要があります。地面に水が溜まりにくい構造にすることで、地盤の劣化を防げます。
泥やゴミで詰まりやすい排水設備は、定期的な清掃が不可欠です。トラック用駐車場では砂利や泥が流入しやすいため、泥溜め付きのU字溝など、清掃しやすい設備を選定しましょう。
駐車場予定地の地盤が軟弱な場合や、埋立地・元田畑といった土地では、そのまま舗装しても荷重に耐えられないケースがあります。現地調査(地盤調査)を行い、地耐力が不足していれば改良工事を検討します。
簡易な地盤強化には、砕石を厚く敷いて締固める方法がありますが、より高度な対応が必要な場合は、セメント系固化材の混合や、ジオテキスタイル(補強材)の使用などの工法も検討されます。費用とのバランスも考慮し、専門業者の提案をもとに判断するのが望ましいです。
改良方法や施工面積によって異なりますが、小規模な砕石敷設であれば数日程度、大規模改良の場合は2週間以上の工期がかかることもあります。費用も数十万円〜数百万円と大きな差が出るため、早めの見積もり取得と比較が必要です。
長さ10m以上の大型車両を想定する場合、駐車スペースは1台あたり12m前後を確保するのが理想です。幅も最低3m以上が望ましく、両側に余裕があるレイアウトで安全性を確保します。
特に駐車場内での転回やバックでの出し入れを行う際に、十分な旋回スペースが必要です。設計段階で走行シミュレーションを行い、通行ルートに無理がないかを検討しておきましょう。
トラックを複数台配置する場合は、各台の出入りが干渉しないよう、独立した進入路や待避スペースの確保が重要です。また、混雑を避けるための導線整理や一方通行の導線設定も有効です。
トラック用駐車場を整備するうえでは、「耐荷重性」「排水性」「地盤改良」「十分なサイズ」という4つの柱が安定運用のカギを握ります。特に地面にかかる荷重が大きい分、一般の月極駐車場よりも慎重な設計・施工が必要になります。
現地の特性や用途に合わせて柔軟に対応するためにも、信頼できる施工業者に相談し、必要に応じて専門的な地盤調査を行うことをおすすめします。トラックが安全・安心に停められる駐車場づくりには、見た目以上の計画性が求められます。
まずは不動産工房へご相談ください!(無料)→ こちら
安定した収入をご希望の方は こちら(サブリース)
駐車場の管理を任せたい方は こちら(駐車場管理)
不動産工房が運営する月極駐車場検索サイト 月極駐車場どっとこむ
このコラムをご覧になられた方は、こちらも読まれています▼
月極駐車場仲介サービスの上手な活用法と管理を任せるメリット
空き地を月極駐車場として貸す際の注意点
自分で管理するVS管理会社に任せる:どっちがお得?