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駐車場を閉鎖にする際の対応手順と注意点 

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2024.08.25

駐車場を閉鎖する際には、いくつかの手順と注意点を押さえることが重要です。家を建てる場合や、土地を売却する場合など、さまざまな理由で駐車場を閉鎖する必要が生じることがあります。この記事では、駐車場閉鎖の具体的な手順や、必要な準備について詳しく解説します。 

駐車場を閉鎖する理由:背景と状況の変化 

駐車場を閉鎖する主な理由は、住宅を新たに建設するための土地の確保、土地の売却、あるいは駐車場以外の土地活用などです。 

  • 家を建てる場合 

家を建てる際、月極駐車場として貸し出していた土地を住宅建設のために利用することがあります。この場合、まずは駐車場の契約者・利用者に対して、事前に通知を行い、駐車場の解約日を知らせたり、手続きについて説明したりする必要があります。通知のタイミングは、できるだけ早めに行い、利用者が他の駐車場を探す時間を確保できるよう配慮することが大切です。 

  • 土地を売却する場合 

土地の売却に際して駐車場を閉鎖する場合、売却予定の買主や不動産業者と連携して、駐車場の閉鎖時期や条件を確認する必要があります。特に、月極駐車場の利用者がいる場合は、契約の解除手続きや解約金の支払いなどの対応が必要となる場合があります。 

  • その他の理由で駐車場を閉鎖する場合

その他経済的な理由や駐車場の収益の低下、または他の土地活用を検討するために駐車場を閉鎖する場合もあります。いずれの場合でも、駐車場閉鎖に伴う手続きをスムーズに進めるために、早めに通知を行うなど事前準備が欠かせません。 

月極駐車場をサブリース契約している場合の対応 

もし、不動産会社と管理契約やサブリース契約を結んでいる場合、契約内容に従って解約手続きを進める必要があります。解約する場合は不動産会社も駐車場利用者へ連絡したり、新たな駐車場を探して紹介したりするため、一定の期間以上前に申し出が必要となることが多いです。早めに連絡を入れて契約を円満に終了させるための手続きを行うことが重要です。 

駐車場を閉鎖するためのポイント・考慮すべきチェックリスト 

駐車場閉鎖を滞りなく行うためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。計画的に進めることで、無用なトラブルを避け、スムーズに閉鎖を完了することができます。駐車場を閉鎖する際は下記のチェックリストに基づき、必要な手続きを確認することをおすすめします。

➀事前準備

駐車場契約者・利用者との契約書がないと、解約時にトラブルになることがあります。貸し出し時に契約書で解約事項の確認をしているかが、駐車場閉鎖時のポイントになりますので、駐車場を貸し出すときから、契約者・利用者とお互いに確認をしたり、不動産会社に契約の仲介を委託して頂いた方がいいでしょう。

➁駐車場契約者・利用者への事前通知 

駐車場契約者・利用者へ、書面郵送・電話・メールなどで駐車場が閉鎖になることを事前に通知します。その際、駐車場閉鎖の理由や日程なども説明が必要で、「代わりの月極駐車場を紹介してほしい」と交渉されることもあります。突然の閉鎖であるほど、丁寧な説明が求められます。不動産会社とサブリース契約や管理契約を結んでいる場合、契約者の連絡は不動産会社が対応してくれることが多いです。 

③解約手続き 

駐車場閉鎖を承諾いただけたら、具体的な解約日の調整を行います。 その際、保証金や先の賃料を既に支払われていないかの確認と、預かっていた場合は返金先などの確認も必要になります。 

➃解約金の支払い 

保証金など返金すべきものがある場合は、解約日を過ぎてから返金を行います。 

駐車場閉鎖に関するよくある質問(FAQ) 

駐車場閉鎖に関するよくある質問を紹介します。 

Q:駐車場閉鎖の手続きにどれくらいの期間がかかりますか? 

A:駐車場閉鎖に必要な期間は、契約内容によって異なります。一般的には、契約者への通知期間に
  よって、1か月~数か月と設定されている場合が多いです。
 

Q:駐車場閉鎖の手続きだけ委託をできますか?

A:閉鎖の手続きだけ受諾してくれる不動産会社は、まずないと思ってください。
  解約時のことが心配であれば、貸し出すときから不動産会社に管理の委託をしておいた方がより安心
  です。また、閉鎖手続きに積極的ではない不動産会社もありますので、管理委託契約書で、その対応
  の有無についても確認していただく必要があります。


Q:駐車場を閉鎖した後、土地をどのように活用すればよいですか? 

A:駐車場を閉鎖した後の土地活用については、住宅建設や賃貸物件の建設、あるいは商業施設の誘致
  など、さまざまな選択肢があります。土地の特性や周辺環境に応じて、最適な活用方法を選ぶことが
  重要です。 


Q:駐車場閉鎖後に新たに駐車場を開設する場合の注意点は? 

A:収益の低下などを理由に一度閉鎖し、再度駐車場を開設する場合は、周辺環境や賃料相場
  など調査をやり直し、周辺の需要に合った仕様と賃料していくことが重要です。 
  また、貸し出した後に駐車場整備をするのは大変ですので、再開する前に駐車場の整備をやり直して
  いただくことをお勧めします。 


まとめ 

月極駐車場を閉鎖する際には、事前準備と計画的な対応が鍵となります。特に自分で管理している場合、駐車場の契約者へ連絡しなければなりません。不動産会社に管理を委託したり、不動産会社に借りてもらうサブリース契約を結んでおいたりすれば、利用者への連絡・返金などの手続きを代行してもらえます。また利用者からの「代わりの月極駐車場を紹介してほしい」という依頼も不動産会社であれば対応可能です。 

月極駐車場の閉鎖は、あらゆる面で確認が必要です。月極駐車場専門会社と管理契約やサブリース契約を結ぶことでこれらの連絡・手続きを任せられますので、ぜひ一度ご相談ください。
不動産工房のサブリースは こちら(サブリース)
不動産工房の管理プランは こちら(駐車場管理)
※閉鎖手続きのみの代行は承っておりません。 

駐車場の収益が上がらない、このまま駐車場経営を続けていけるか不安・・・など
駐車場経営で何かお困りごとがありましたら、ぜひ不動産工房へご相談ください!   

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